ACA不正商品対策協議会
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2005年ACA活動報告
[“ほんと?ホント!フェアin仙台”開催]
2005年5月21日(土)・22日 (日)
ほんと?ホント!フェアin仙台不正商品対策協議会(ACA)は、広報・啓発活動の一環として、5月21日(土)、22日(日)の2日間にわたり、「ほんと?ホント!フェアin仙台」(主催:不正商品対策協議会 後援/警察庁・宮城県警察本部・宮城県・仙台市)を開催しました。本フェアは、「国の消費者月間」である5月に連動して毎年開催し、今回で20回目。仙台での開催は、1991年以来の2度目となります。
 
ほんと?ホント!フェアin仙台 今回のフェアは、駅利用や通行する方等で賑わう「仙台駅イベントスペース」で行いました。ほんもの・ニセモノを対にした約250点の比較展示コーナーやペーパークイズ・アンケートに加え、1日目には宮城県警察本部生活環境課より鈴木課長、2日目には警察庁より越智知的財産権保護対策官、そしてACA啓発ポスターにも出演のモデル 桜井裕美さんをお招きしてトークショーを催し、不正商品の撲滅についてアピールしていただきました。
 他に、寸劇形式の「ほんもの・ニセモノステージクイズ」では、たくさんの参加者の皆様が、熱心に問題に答える姿が見受けられました。また両日にわたり、宮城県警のご協力による手品ショー、地元のゴスペルグループによる音楽ショーを催し、行き往く人々の多くが足を止めるなど、不正商品撲滅アピールのよいきっかけとなりました。
 今回の広報・啓発イベントでは、2日間で駅利用者や家族連れを中心に約60,000人の来場がありました。
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[アジア知的財産権シンポジウム2005]
2005年3月11日(金)
「知的財産新時代〜いま 問われる教育の重要性〜」開催報告
アジア知的財産権シンポジウム2005 不正商品対策協議会(ACA)は2005年3月11日(金)、東京・千代田区の日経ホールにおいて「アジア知的財産権シンポジウム2005」を開催した(共催:日本経済新聞社 後援:知的財産戦略本部・警察庁・総務省・外務省・財務省・文化庁・経済産業省)。
 今回で7回目の開催となった同シンポジウムには、当日560名が参加・聴講した。過去最多となる聴講者の数に、知的財産への関心の一層の高まりが感じられた。
アジア知的財産権シンポジウム2005 当日のシンポジウムは、角川歴彦代表幹事(JVA会長)の開催挨拶に始まり、警察庁伊藤生活安全局長からご挨拶をいただいた後、全4部構成の充実した内容にて行われた。
 まず、作家であり大阪芸術大学にて教鞭をとってもおられる小池一夫氏から、「2005年キャラクター元年 世界で踊る日本のスーパーキャラクター」と題しキーノートスピーチが行われた。『子連れ狼』をはじめ、身近なキャラクターを交えながらのスピーチは聴講者の関心を大いに集めた。
 次に、セミナー1として、警察庁の藤村生活経済対策室長より、「日本における知的財産権侵害事犯の取締りの現状」につき詳細なデータをもとに有益なご講演をいただいた。
アジア知的財産権シンポジウム2005 アジア知的財産権シンポジウム2005
 引き続いてのセミナー2は、ACA監事である弁護士の遠山友寛氏のコーディネートのもと2部構成で行われた。まず「韓国・台湾における知的財産エンフォースメントの現状」と題し、韓国からKIM&CHANG特許法律事務所の邊氏、台湾からTIPLO所長の林氏をお招きし、それぞれの現地におけるエンフォースメントについて具体的なお話をいただいた。次に、「いま 問われる教育の重要性」をテーマに、現在杉並区立和田中学校校長で元リクルートフェローの藤原和博氏から、まさに現場における知財教育の模様が披露された。
アジア知的財産権シンポジウム2005 アジア知的財産権シンポジウム2005
 そして、第4部のパネルディスカッションでは、テーマを「知的財産新時代 〜いま 問われる教育の重要性〜」とし、衆議院議員の伊藤信太郎氏、ミュージシャンの向谷実氏、小学館キャラクター事業センター・センター長の久保雅一氏をそれぞれパネリストにお迎えし、野中ともよさんによるコーディネートのもと、各位様々なお立場からの活発なディスカッションが繰り広げられた。

 今回もシンポジウム会場の一角では、ACAの海外視察などで入手した偽玩具や偽ブランド品、海賊版ゲームソフト・DVD・CDなどを多数展示するコーナーが設けられ、付近は実物の不正商品に熱心に見入る聴講者であふれた。

 また、このシンポジウムの模様は、前回、前々回に引き続き日本経済新聞で特集記事として掲載された。
アジア知的財産権シンポジウム2005 アジア知的財産権シンポジウム2005 アジア知的財産権シンポジウム2005
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