[“ほんと?ホント!フェアin京都”開催]
●2004年5月14日(金)〜
16日(日) |
不正商品対策協議会(ACA)は、広報・啓発活動の一環として、5月14日(金)、15日(土)、16日(日)の3日間にわたり、「ほんと?ホント!フェアin京都」(主催/ACA・京都不正商品対策協議会 後援/警察庁・京都府警察本部・京都府・京都市・京都商工会議所・NHK京都放送局・京都新聞社 協賛/株式会社ワコール・任天堂株式会社)を開催しました。本フェアは、「国の消費者月間」である5月に連動して毎年開催し、今回で19回目。京都での開催は1994年以来の2度目となります。
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今回のフェアは、5月14日に京都新聞文化ホールにて「知的財産シンポジウム」を開催し、株式会社ワコールの篠撫イ大人間科学研究所長による基調講演と、京都新聞社三好克之論説委員のコーディネートのもと、パネリストに株式会社ワコール法務部白岩則信さん、フリーアナウンサーの植月百枝さん、ACA監事の前田哲男弁護士、警察庁生活経済対策室辻撫r徳課長補佐を迎え、パネルディスカッションが行われました。このシンポジウムについては、5月24日付け京都新聞朝刊1頁に特集記事が掲載されました。
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5月15日、16日には、京都駅前広場にて本物・偽物約500点の比較展示コーナーや、小学生を対象に知的財産の保護について楽しく学べる「子どもセミナー」、寸劇形式の「ほんもの・ニセモノステージクイズ」、「ペーパークイズ」等のイベントを催し、多く の方々が熱心に参加・見学されました。また京都ACA全面的協力のもと、西陣織実演展示や十二単着装など、京都ならではのイベントも催されました。
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16日には、警察庁より相浦勇二生活安全対策室長にご出演いただき、地元京都出身の女優三田寛子さんと共に不正商品撲滅をアピールしていただきました。また京都府警察音楽隊によるコンサートとカラーガード隊による演技が華々しく催され、会場がおおいに盛り上がった一幕もありました。 |
今回の広報・啓発イベントでは、2日間で家族連れ中心に約60,000人もの来場がありました。 |
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[“まなびピア愛媛2004”に出展参加]
●2004年10月9日(土)〜13日(水) |
不正商品対策協議会(ACA)では、10月9日(土)〜10月13日(水)の5日間にわたり開催された「第16回全国生涯学習フェスティバル まなびピア愛媛2004」(文部科学省及び愛媛県教育委員会等の主催)に出展参加した。まなびピアは、例年この時期に生涯学習のあり方を提案する場として全国都道府県で持ち廻りにより開催されており、生涯学習活動の成果発表や学習情報の提供を通じて体験・交流の機会が深められている。
ACAは第1回千葉県開催時より参加しており、今回も知的財産権の大切さを来場者に楽しみながら学んでいただくため、ホンモノ・ニセモノの比較展示や知的財産権に関するクイズ大会を行った。知的財産権を身近な問題として考えていただくことができるこのACAブースでは、毎回数多くの来場者で賑わい、クイズ大会でも解説者の解答に熱心に耳を傾けていた。
来年度のまなびピアは鳥取県鳥取市で10月に開催される予定である。 |
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[アジア知的財産権シンポジウム2004]
●2004年3月12日(金) |
「知財立国をめざして〜コンテンツビジネスの挑戦〜」開催報告 |
不正商品対策協議会(ACA)は2004年3月12日(金)、東京・千代田区の“日経ホール”において「アジア知的財産権シンポジウム2004」を開催した(後援:知的財産戦略本部・警察庁・総務省・外務省・財務省・文化庁・経済産業省・特許庁・日本経済団体連合会)。
今回で6回目の開催となった同シンポジウムには、当日420名が参加・聴講した。聴講者の中には熱心にメモアジア知的財産権シンポジウム2004をとる姿も多数見受けられ、日々具体性を高めつつある日本の「知財立国政策」への関心の高さが窺えた。
当日のシンポジウムは、角川歴彦代表幹事(JVA会長)の開催挨拶に始まり、警察庁伊藤生活安全局長からご挨拶をいただいた後、全4部構成の充実した内容にて行われた。
まず、(社)日本レコード協会の依田巽会長から、「コンテンツビジネスの発展と今後の課題」と題しキーノートスピーチが行われた。詳細なデータを提示しつつなされたスピーチは、聴講者の関心を大いに集めた。
次に、セミナーTとして、警察庁の相浦生活経済対策室長より、「日本における知的財産侵害事犯の取締りの現状」につき有益なご講演をいただいた。
引き続いてのセミナーUでは、「知的財産エンフォースメントの現状」と題し、ビジネス・ソフトウエア・アライアンスの水越尚子氏、(社)日本音楽著作権協会の菅原瑞夫氏、LVJグループ(株)の光岡肇氏、(株)バンダイの小薗江健一氏をそれぞれお迎えし、ACA監事である弁護士の遠山友寛先生のコーディネートのもと、まさに知財保護の最前線でのご活躍の模様が披露された。 |
第4部のパネルディスカッションでは、テーマを「知財立国をめざして〜コンテンツビジネスの挑戦〜」とし、パネリストとして国会議員の保岡興治氏、知的財産戦略推進事務局長の荒井寿光氏、知的財産戦略本部委員/ACA代表幹事角川歴彦氏、東映アニメーション(株)会長の泊懋氏をそれぞれパネリストにお迎えし、野中ともよさんによるコーディネートのもと、各位様々なお立場からの活発なディスカッションが繰り広げられた。 |
今回もシンポジウム会場の一角では、ACAの海外視察などで入手した偽玩具や偽ブランド品、海賊版ゲームソフトなどを多数展示するコーナーが設けられ、実物の不正商品に熱心に見入る聴講者の人だかりができるほどであった。
また、このシンポジウムの模様は、前回に引き続き、日本経済新聞で特集記事として掲載された。 |
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