平成18年9月8日、「グランドアーク半蔵門」(東京都千代田区)を会場に、ACA創立20周年を総括し、記念セミナー、記念レセプションを開催した。同時に、啓発ポスター製作に関する記者会見も開催した。 知的財産保護のための広報啓発ポスター「DON'T BUY COPY GOODS!」の記者会見には、今回のポスターのモデルでファッション雑誌「CanCam」の専属モデルとして活躍中の西山茉希さんが実際に登場し、「偽ブランド品を購入しない」よう訴えた。 記念セミナーは、不正商品対策協議会・飯山恭高副代表幹事の挨拶で幕を開け、「映画・映像のコンテンツビジネス」というテーマのもと警察庁知的財産権保護対策官古谷洋一氏と映画監督の平山秀幸氏、評論家の襟川クロさんによるトークショーが行なわれた。 記念レセプションパーティーでは、不正商品対策協議会・角川歴彦代表幹事の主催者挨拶に続き、警察庁生活安全局長の竹花豊氏の挨拶、内閣官房・知的財産戦略推進事務局長の荒井寿光氏に祝辞を賜り、不正商品対策協議会・佐藤修副代表幹事の乾杯の挨拶で幕を開けた。 パーティーでは、創立当時から今日まで不正商品対策協議会の活動に貢献された、有限責任中間法人ユニオン・デ・ファブリカン東京のローラン・デュボア理事長、不正商品対策協議会監事・遠山友寛弁護士への表彰が行なわれた。 その後のパーティーは、応援にかけつけていただいたゲストの青空球児・好児さん、森昌子さんの出演、抽選会といった数々の催しで盛り上がり、入江雄三幹事の中締めで御開きとなった。 当日は協議会関係者200名のご列席を賜り、盛況のうちに幕を閉じた。
不正商品対策協議会(ACA)では、平成18年10月5日(木)〜10月9日(月:(祝)体育の日)に開催された「第18回全国生涯学習フェスティバル まなびピアいばらき2006」(文部科学省及び茨城県教育委員会等の主催)に出展参加した。(開催地:茨城県ひたちなか市笠松運動公園、来場者数20万1000人) まなびピアは、例年この時期に生涯学習のあり方を提案する場として全国都道府県で持ち廻りにより開催されており、生涯学習活動の成果発表や学習情報の提供を通じて体験・交流の機会が深められている。 ACAは平成元年の第1回千葉県開催時より参加しており、今回も知的財産権の大切さを来場者に楽しみながら学んでいただくため、ホンモノ・ニセモノの比較展示や知的財産権に関するクイズ大会を行った。知的財産権を身近な問題として考えていただくことができるこのACAブースでは、毎回数多くの来場者で賑わい、クイズ大会でも解説者の解答に熱心に耳を傾けていた。
上記イベントの他に、全国の警察や、各自治体・消費者センターが主催開催する生活展などへの協力も実施しています。2005年は東京国際アニメフェア(3/23〜26)など18の自治体・関係団体にほんもの・ニセモノの展示品を貸出し、また解説員を派遣するなどして、消費者の皆さまに知的財産権の正しい知識を学んでいただくためのお手伝いをさせていただきました。